About

日本の伝統を、
未来へと紡ぐ
現代的な和洋服の姿へと
再構築してゆくブランドです。

We respect the material,
the hands that made it,
and the time it carries.

金糸で縁取られた鶴の着物生地

Fabric from Japan / Culture for the World

あなた自身の感性と共鳴する一着を身につけたその時、今いる場所、空間、隣にいる人、全てに呼応する。 あなたの心が躍ればみんなの心も波打つ。 つまり、あなたの感動はこの世に少なからず影響を与えるのです。

それこそがファッションの持つ力であり、Wanameのデザイナー加藤瑞貴はそのような思いを込めて、素材や折り方が異なる生地それぞれが宿す独特の輝きを現代的なスタイルへと落とし込んでいます。

ライターから

職人が長い年月をかけて仕立てた着物は、その繊細さに息を飲むほどに感動する美しさを携えます。しかし、その美しい織物たちのほとんどは捨てられる他ないのが悲しい現状です。

なんでも合理性を求め時間に追われる現代社会は何か大事なものを忘れてはいないだろうか?

かつて私たち日本人は、自然、食事、衣服、身の回りのあらゆるものに感謝と愛情を込めてともに暮らしました。着物はその最たる例であり、季節と日々の時間の移ろいを色や素材、そして絵柄を通して表現し身に纏い、擦り切れても何度も修繕を重ねて大切にしていました。

緑の花文様の織り生地の寄り

多様性が謳われる現代社会では、一着一着違う表情を見せる着物は十人十色の個性を表現する素晴らしい衣装です。日本の歴史や伝統を個性豊かな今の私たちに、そして未来へと紡ぐ形として今回はシャツジャケットに形を変え息吹を与えました。

大正時代の詩人 金子みすずが詩にしたように「みんな違ってみんないい」。単一化され簡素化が進む現代社会において、合理的ではなくても職人が魂を込めて作った着物たちに宿された愛こそ今の時代には必要なのではないか、そして現代的な形に落とし込まれたWANAMEの洋服にはそのような思いが込められているように感じました。

熊谷月希